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Feryquitous feat.Sennzai - 憂の赫
Feryquitous feat.Sennzai - 憂の赫
Yū no 赫 Wa boku o oikoshite.
仇濡れた 型の徒を割いて
いつかは君に 澪尽くしたら
悔いも問いも全て 全てが
幾何学な感情をなぞる
トライバルと紛れた臨床
口ずさんだ言葉が 煙となり渦描いた
羽は散らかるばかり
自分が酷く傷つけたんだ
削いだ手を翳せば 赫い脈が
証拠を欲しがる様に波打つ
回天する 五感の隅に
項垂れた花の尾を引いて
いつしか君に 木霊した音
感覚の隙間からすり抜けて 香る様に
群がりたがる気持ちの波
焦燥感の上へ 仕掛けた蹄
傾倒したバランスで踊る
意味なんて無い 緋を立てるだけ
体感する 忌憚の奥に
広がった翠の手を掴んだ
いつしか君に 届いていた音
不意に永遠になればいいと願う 願うだけ
瞬間 疼き出すモノクローム
忘れてしまった声 声だった
どんなに歪な形でも
それを望んだ 望んだんだ
憂の赫は 僕を追い越して。
回天する 意を伝えずとも解る
優しい音が背中押す
「これで行ける。」
たとえ影が消えても
隙間の埋め方を知らなくても
定義が指し示す先へ今 赫の言葉で