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・individual difference (個人差)
affective factor (情意的要因)
language aptitude (言語適性)
motivation (動機)
language strategies (学習ストラテジー)

☆language aptitude
‘language aptitude’ (言語適性)
第2言語学習者が生まれつき持っている能力。一般的な知能に関係する部分もあ
れば、異なる部分もある。

・John Carroll の言語習得の才能についての研究


1.phonemic coding ability (音素の記号化能力)
外国語の音を認識する能力。音のシンボルの関係を扱う能力と関係?
2.grammatical sensitivity (文法についての細かさ)
単語の文法的機能を認知する能力
3.inductive language learning ability (帰納的言語習得能力)
単語の形と意味の対応や関係のパターンを認識する能力
4.rote learning ability (機械的暗記能力)
刺激の間の連想を形作り、覚えておく能力。語彙習得にも重要。

・SLA の視点から見た重要な問題
言語適性は中間言語の発達にどれほど関係しているのか?
言語適性の異なった構成要素が異なった過程に関係しているかもしれない
→これらはまだ推測の域に留まる
☆motivation
instrumental motivation (道具的動機づけ)
学習者は機能上の理由(試験にごうかくするため、よい仕事に就くためなど)
で第2言語を学習する。状況によっては第2言語学習における成功を決定す
る主な力となっている。
integrative motivation (統合的動機づけ)
目標言語によって描かれた人々や文化に興味があって、第2言語を学習する。
しかし学習状況によってはあまり重要な動機づけではない場合もある
resultative motivation (結果的動機づけ)
第2言語の学習の結果、現れる動機。つまり、ある程度学習ができるようにな
ると、もっと学習したくなるような動機。
intrinsic motivation (内的動機づけ)
状況によっては学習者が目標言語に対して、はっきりした姿勢をもたないこ
とがありえる。これは多くの学習者に当てはまり、その場その場に応じて動
機が変化する。つまり、活動の中で見いだす動機。
・ 動機付けは原因であると同時に学習の結果でもありえる。それらは、学習状
況や活動内容(状況)によって変化するものである。

☆learning strategies
‘learning strategies’ (学習ストラテジー)
学習が第2言語を学習する上で使用される特定の方法・技術。新しい単語を大声
で復唱する行動的なものや、単語の意味を文脈から推測するような精神的なもの
がある。

・学習ストラテジーの種類
cognitive (認知的)
学習材料の分析・統合・変形に関係
metacognitive (抽象認知的)
学習材料の計画・監視・評価に関係
social/ affective (社会・感情的)
学習者が他の発話者とやり取りする時に用いる
・学習ストラテジーは第2言語学習の様々な側面に関係している
形式的ストラテジー→言語的能力が発達
機能的ストラテジー→コミュニケーション技術の発達
・上達の早い人
ストラテジーを多用している
抽象認知的ストラテジーに長けている
発達の段階に応じて、様々なストラテジーを求める
・学習ストラテジーの研究は言語教育の分野にも影響する
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☆form-focused instruction
第2言語を教える上での疑問点
1.形式的な教え方で効果があるのか?
Teresa Pica の研究 (学習者を3つのグループに分ける)
① 教室などで学習している人
② 自然に学習している人(移民など)
③ 教室での学習と自然な習得の両方を受けている人
・ 多くの文法の正確性は3つのグループとも同じであったが、細かく見る
といくつかの違いがあった。
→機能が簡単なものは教室などで教えられた方が効果はあったが、複雑な
ものは教えられてもあまり効果はなかった。

2.ある1つの文法項目が他の文法の習得を引き起こすことはないだろうか?
Eckman et al の研究
関係節を機能の簡単なものから順番に SU,DO,OP と分けて、それぞれの
項目のみ学習者に教えた。
→SU のみを教えられた学習者は DO,OP について理解できなかったが、
一番難しい OP だけを教えられた学習者はそれより簡単な SU,DO につ
いても理解していた
このことから関係節については、学習者は難しいものを教えると簡単なも
のもできるようになる。しかし、他の文法項目にもこのことが当てはまる
のかは明らかではない。

指導において、構造を意識的に使うことと、コミュニケーション時に構造を正確
に使うことは別である。
→形式重視指導の影響がはっきりと表れる
☆What kind of form focused instruction works best?
・form – focused instruction での問題点
①production(output) – based と input – based
教育学では production – based を強調しているが、中間言語では input が重

→form – focused instruction では production と input のどちらを重視した方
が効果的か?

Bill VanPattern と Teresa Cadierno の研究


production – based instruction を 受 け た グ ル ー プ と input – based
instruction を受けたグループを比較。指導後に受けた提示テストと理解テ
ストの結果、input – based instruction を受けたグループの方が両方とも成
績が良かった。
→input – based instruction は 、 学 習 者 に 注 意 を 引 き 起 こ す の で 、
production – based instruction よりも効果的かもしれない。

②consciousness – raising の問題

‘consciousness – raising’ (意識化)


学習者の意識を目標言語の言語的特徴に向けさせること。positive evidence と
negative evidence を用いる方法がある

→大人の第2言語学習者が positive evidence からだけで学ぶことができるの


だろうか?子供のように Universal grammar を使うことができないのか?

・Martha Trahey と Lydia White の研究→positive input を調べる


11 歳のフランス人の英語学習者に2週間以上 positive input を与えたが、研
究結果は成功した部分も失敗した部分もあった。
→positive input にさらされている状態では、中間言語を発達させることにも、
化石化を防ぐこともできない。
White の後の研究から、negative input の情報を与えた場合、間違いは減少し
た。

・様々な教育上の選択が、どのように文法構造の習得に影響するかを引き出す
作業は始まったばかりだが、それらの研究は、教授法にも SLA にも貢献する
に違いない。

☆learner instruction matching


同じ教え方でも第2言語学習者全員に同じ効果があるとは限らない。言語適性は
どの選択が一番よいかに影響されるかもしれない。

学習者が得意とする分野(ヒアリング・文法など)は異なる。この個人個人の違い
を考慮することは重要である。たとえ input – based が production – based より
よい結果だと示されていても、それは学習者全員に当てはまらない。

☆Strategy training
学習者に特定の文法を教える
→中間言語の発達に直接介入
習得を促進する方略を見つけ、その方略を使って練習する
→中間言語の発達に間接的に介入

目標言語の単語を覚えるときに、様々な連想(association)を作ることは一般的に
成功してきた。
(例)key word method
1.学習者は目標言語の単語をそれと同じ、またはよく似た母国語の単語と
関連付ける
2.目標単語の単語をその母国語の単語のイメージと連想する

この strategy training により学習者が自主的な学習をするようになる可能性があ


る。しかし、研究によってはあまり効果がないと示されている研究もあり、この分
野はまだあまり解明が進んでいない分野である。
☆Summary
Q.第2言語を教えることは可能かどうか?
A.いろいろな面で教授の効果があった。
文法などが正確に
上達のスピードが速くなる
中間言語の文法の化石化を防ぐことができる
しかし、教授の効果がなかった分野も

Q.どういう風に教えればよいのか?
A. input – based は production – based と同じくらい、またより効果があった
きちんとしたインプットには明確な教え方と negative input が必要
学習者の能力に応じた学習法も重要
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SLA に明確な理論はないが、学習として1つの視点から研究する意見あれば、様々
な視点から研究を行うという意見もある

どういう研究を行うかは目的やテーマ (言語教授・人間と言語・社会における言
語など)によって異なる。そのことからもこれからも SLA の研究は多様化し、発展
し続けるだろう。
Introduction: describing and explaining L2 acquisition

The nature of learner language

Interlanguage

Discourse aspect of interlanguage

Psycholinguistic aspects of interlanguage

Linguistic aspects of interlanguage

Individual difference in L2 acquisition

Instruction and L2 acquisition

Conclusion: multiple perspectives in SLA

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